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© 2019 by Yuuji Hiromoto with New Raga Acoustic 

 

主催 広本雄次
制作 New Raga Acoustics

  • Yuuji Hiromoto

旅の音色 024 【ベトナムーホイアン〜ハノイ1994年】

ホイアンからバイタクに跨りダナンへ行き、そこから列車に乗りハノイへ

ダナンを出発した列車は1時間程走った後駅も何もないところでゆっくりと停車。 ベトナム語で場内アナウンスがあり、そのすぐ後に乗客がゾロゾロと外へ降りだす。



外へ出て線路の上に座り込んだとき、ふと目の前を見るとそこに牛の糞があり、そこから細くて小さい灰色のキノコが生えていた。 噂に聞いていた幻覚キノコだ。 手に取って割ってみると中から緑色で半透明なゼリー状の液体が出てきた。 好奇心から少し舐めてみようかと思ったが止めておいた。

席に戻ると少しして列車が動き出し、近くの駅に止まった。 また場内アナウンス。 アナウンスの内容が何だったのか誰に聞いても言葉が通じないのでわからない。



ふと思いついて隣に座っていた中国系の初老の男性にメモ帳を出して「何故列車不動」と適当に中国語ぽく書いて渡してみたら、彼は笑顔で受け取って「二十粁先鉄骨崩壊」と書いて返してくれた。 再び「何時列車進行?」と書いてみたら「不明」と返ってきたので思わず大きな溜息が出た。 その後Huéは素晴らしい景勝地だから行ってみるといいというような筆談を少ししたが、お互いにそれ以上の会話はなくなり、また無言の時間だけが過ぎて行った。


ダナンから5時間でハノイの予定だったからろくに食事もせずにいたので腹が減ってきたが、ベトナムドンの持ち合わせが小銭程度で食い物は何も買えない。ホイアンで両替をしないで出たことを後悔し始めた。 しかもこのローカルな駅で米ドルを受け入れるものは誰一人いなかった。

ペットボトルの水だけを買うことができた。

結局列車が動き出したのは止まってから約20時間後だった。。。。


#旅の音色

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