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© 2019 by Yuuji Hiromoto with New Raga Acoustic 

 

主催 広本雄次
制作 New Raga Acoustics

  • Yuuji Hiromoto

旅の音色 013【カンボジア-1994】

最終更新: 2019年5月14日

【カンボジア-3】



一ノ瀬泰造書簡集『地雷を踏んだらサヨウナラ』で一ノ瀬が何度も撮影を試みたその当時クメールルージュ(カンボジア民族統一戦線)の占領下にあったアンコールワットは、僕が訪れた時にはすでに観光地化していて僕のような旅行者でも容易に写真を撮影する事が出来た。(この本も浅野忠信主演の同名映画もこのカンボジア行の後知った)



ただそこへ行くには必ずガイドを一人つける事が必要だった。

何故なら、滞在中アメリカ人旅行者が何者かに誘拐されたという噂も流れていたりと、必ずしも安全な観光地というわけではなかったからだ。

クメール人の細身の若者をガイドに雇い、彼のバイクの後ろに乗ってアンコールワットを見て回った。



朝陽や夕陽に映える寺院は美しく、壁に刻まれているアプサラー女神のレリーフ群は時間帯によって様々な表情を浮かべていて心奪われた。

特にこの日は夕方から少し強めの風が吹き始め、夏の暑さを気持ちよく和らげてくれた事を、20数年ぶりに1枚目の写真を見て思い出した。



その夜、食事するところを探して訪れた市街地では、シハヌーク国王の誕生日を祝う宴が開かれていた。

迷彩服の男達が酒に酔って自動小銃のトリガーに指を掛けながらバイクでこちらを見てゲラゲラ笑いながら走っていたりしたが、話しかけてみると意外に人懐っこかった。

他に電飾で飾られた祭壇のようなものの周りをおばさん達が盆踊りの様に踊っていて、そこにあったラジカセからは何故かトムトムクラブの《おしゃべり魔女》が大音量でかかっていてかなりシュールだった。

シェムリアップで数日滞在した後プノンペンへ戻り、バスに乗って次の目的地ベトナムへと向かった。








#旅の音色

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